Dマニアブログ〜翻訳から見るディズニーの世界〜

英語と日本語の翻訳的観点から、ディズニー映画の分析、ディズニーランドなどアトラクションの分析、海外ディズニーパークのレポートなどをしております。

ディズニーについて、映画分析、アトラクション分析、イン日記まで色んなこと書いてます。

時々、ディズニーの音楽の訳詞したり、アトラクション説明の訳したり。

アニメや漫画のはなしなんかもしたり。

海外パークと東京ディズニーリゾートの比較なんかしてみたり。

 

【ディズニー事情】ホーンテッドマンションのストーリーを意識してライドする【ディズニーブログ】

東京ディズニーランドにあるホーンテッドマンションに1度は乗ったことがあるでしょうか。

 

f:id:mandy227:20160711160226j:plainきっと皆さん1度は乗ったことがあるのではないでしょうか。

では、ストーリーを意識して乗ったことはあるでしょうか?

 

アナウンスでも流れるおおまかな設定としては、ホーンテッドマンションには999人の幽霊たちがいて1000人目の幽霊を今か今かと探している」というものがあります。

 

ホーンテッドマンション』(2003年)という映画がありますが、これは、アトラクションが元になって映画が制作されたという非常に稀な作品のひとつです。

 

この映画のストーリーは、ある不動産業を営むジム(エディ・マーフィ演じる)が、屋敷(ホーンテッドマンション)を売りたいという依頼を受け、家族を連れ屋敷に向かいますが、悪天候により立ち寄るだけだったはずがこの屋敷で一晩を過ごすことになります。屋敷で過ごす中、段々と屋敷の異変に気がついていきます。それもそのはず、この屋敷の住人は全員が幽霊なのです。この屋敷の主は、昔、恋人の死によって失恋したため、その未練から幽霊となってこの屋敷に住み着いていました。そこに、かつての恋人そっくりのジムの妻が現れたので、ジムの妻を無理矢理花嫁にしとうとし、永遠にこの屋敷の住人にしようとするのです。それをジムは止めるために、この屋敷の謎に迫るのです。

 

この物語の元になったようなしかけがアトラクションには眠っています。

登場人物はもちろん、マダムレオタザ・シンギング・バスツなどアトラクションのキャラクターたちが映画にも登場しています。

 

アトラクションには、花嫁になる前に死んでしまい未練が残り屋敷に住み着いてしまったウエディングドレスの幽霊がいます。幽霊であるにも関わらず、その心臓はドクドクと屋敷中に鳴り響いています。(グリムグリニングゴーストが流れる庭に出る直前にいます)この幽霊は、映画に登場する、屋敷の主のかつての恋人のモデルになっているのではないでしょうか?

 

また他にも幽霊たちの台詞をよく聞いているとそのシーンごとの背景が見えてきます。

どこまでも続く廊下が見えたあとに置かれている棺からは、「出してくれ!」という声が聞こえてきます。

書斎にいるマダムレオタは、

“Serpents and spiders, tail of a rat, call in the spirit, wherever they’re at Rap on a table, it’s time to respond. Send us a message from somewhere beyond Goblins and ghoulies, from last Halloween, awaken the spirits with your tambourine. Creepies and crawlies, toads in a pond. Let there be music from regions beyond wizards and witches, wherever you dwell, give us a hint, by ringing a bell…”

(ヘビに、蜘蛛に、ネズミのしっぽ。魂からの声がして、そこら中で机が音を立てる。今こそ答えるときだ。こないだのハロウィーンのときの、小鬼や悪魔たちのところから何かが聞こえる。お前のタンバリンの音で霊魂たちを目覚めさせよ。身の毛のよだつようだろう。沼には蛙。魔法使いと魔女たちの音楽を奏でよ、どこにお前たちがいようとも、その居場所をベルの音で教えよ。)

呪文のようなものを唱えています。どこにいようと、わたしたち客人の居場所を把握しておきたいのですね。

 

また、出口にいるマダムレオタは、

"Hurry back, hurry back, be sure to bring you death certificate, if you decide to join us. Make final arrangements now. We've been dying to have you..."

(はやく帰ってきて。わたしたちの一員になる覚悟が出来たら、必ず死者証明書を持って来なさい。この場で認証してあげるわ。わたしたちはあなたを死ぬほど待っているのだから…

と言っています。

 

ゴーストホストも、

「おめでとう。あなたが1000人目の亡霊だ。亡霊たちの祝福はあなたがまたこの館に戻ってくるまで続くのです。それに、亡霊の一人をあなたの家までお供させよう。」

という言葉で最後をしめくくります。

 

この言葉に小さい頃は、家に帰っても幽霊がついて来てしまっている、と怖がったものです。

しかし、この台詞たちを通して、いかに幽霊たちはゲストのことを焦がれているかが伝わってきます。

 

また、ソリを降りて、屋敷の外に出たところには、記念碑のようなものが刻まれています。一見、この屋敷に関係のある人々の名前でも刻まれているのかな?と思います。

それでは、その文字を、よく見たことはありますか?

 

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“THEO LATER”(チャオ?レイター)また会いましょう。

 

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“C. U. Later” (See you later)また会いましょう。

 

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“HARRY AFTER” (Hurry とかけている)早く戻ってきてね。

 

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“U.R. Gone” (You are gone)あなたは死んでしまったのね。

 

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“I.L. Beback” (I’ll be back)墓場から蘇えるよ。

 

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“G.I. MISYOU”(Gee, I miss you)ああ、あなたが恋しい。

 

人名に見せかけて、ゲスト(もしくは幽霊たちの焦がれ人)にまたはやく会いたいという気持ちが刻まれているのです。

 

ホーンテッドマンションにはたくさんのしかけがあります。

並んでいるときに、庭を経由すると思うのですが、庭には、蛙やうさぎ、鳩などの墓石も作られています。彼らもこの屋敷に宿る999人の亡霊のひとりなのです。

 

 

どうでしたか?

そんなの知っているよ!という方にはごめんなさい。。笑

いつもなんとなく乗っているアトラクションを、そういえばどういうストーリーなの?と思い返してみるのは楽しいかもしれません。