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Dマニアブログ〜翻訳から見るディズニーの世界〜

英語と日本語の翻訳的観点から、ディズニー映画の分析、ディズニーランドなどアトラクションの分析、海外ディズニーパークのレポートなどをしております。

ディズニーについて、映画分析、アトラクション分析、イン日記まで色んなこと書いてます。

時々、ディズニーの音楽の訳詞したり、アトラクション説明の訳したり。

アニメや漫画のはなしなんかもしたり。

海外パークと東京ディズニーリゾートの比較なんかしてみたり。

 

【ディズニー事情】東京のタワーオブテラーの知られざる登場人物⑴【ディズニーブログ】

【ディズニーブログ】 【ディズニー事情】 【和訳】

先日、久しぶりにタワーオブテラーのQラインに並んだので、写真を撮ってきました。

ハイタワー3世のお話、知っているようで知らないことはたくさんあるのではないでしょうか。。

以前、原作『トワイライトゾーン』とはかなりお話が書き換えられているという話をしました。

mandy227.hatenablog.com

今回は“東京の”トワイライトゾーンのお話に迫ってみましょう。

 

ざっくりしたあらすじといえば、大富豪で探検家のハイタワー3世は、各国の伝統的な品々を自分のものにし、コレクションすることを生き甲斐にしていました。ある日、呪われた偶像といわれているシリキウトゥンドゥを持ち帰った彼は、シリキウトゥンドゥに呪われ、ホテル最上階の自室に行くためエレベーターに乗ったのち、謎の失踪を遂げました。。

 

タワーオブテラーは、3世が失踪したホテルのミステリーツアーとして一般開放されているという設定です。

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ニューヨーク市保存協会は、あなたが真実を知るお手伝いをします。

謎に包まれたホテルハイタワーの“タワーオブテラー”ガイドツアー

 

 

一般開放されているホテルには、事件当時のたくさんの新聞記事が展示されています。

この記事に、新たな謎は隠されていないでしょうか?

謎多きタワーオブテラーの物語に、新たな登場人物はいないのでしょうか?

今回は、新たな発見がないか、展示新聞すべて訳してみます!

 

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 The New York Globe-Telegraph will give $500 for information, furnished to it exclusively, that will lead to finding the kidnapped exotic bird.

ニューヨーク・グローブ・テレグラフは、誘拐された珍しい鳥の情報をうちだけに提供してくれれば、500ドルを差し上げます。

 

広告見出しはあまり関係ないことだったみたい。。

 

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HARRISON HIGHTOWER RETURNING FROM AFRICA

ハリソン・ハイタワーがアフリカから帰国

 

まずは、ニューヨーク・グローブ・テレグラフ新聞1899年12月の記事から見て行きましょう。

 

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Harrison Hightower Ⅲ's Congo River Expedition

We hope you will enjoy this thrilling account of Harrison Hightower's recent expedition. We received this story by express delivery only few days ago, sent to us directly from Harrison Hightower Ⅲ himself from Africa. You can almost feel the heat of the jungle coming off the page!

ハリソン・ハイタワー3世のコンゴ川調査旅行

ハリソン・ハイタワーの直近の調査旅行についてのこの記事を楽しんでいただければと思います。我々は、この情報を速達便で、ほんの何日か前にアフリカにいるハリソン・ハイタワー本人から直接受け取りました。紙面から今にも飛び出して来そうなジャングルでの未知との遭遇を体験してください!

 

Early next week, around December 28th, Harrison Hightower's yacht is expected to return to the New York Shipyards. On December 31th, New Years Eve 1899, he will hold a grand celebration parade down Park Avenue, which will end at Hotel Hightower where an exclusive party will be held. The exact plans have not yet been made public, bet we will share them with you at the first opportunity. We hope that you will be on hand at the docks on the 28th to cheer his triumphant return from Africa! And if you're lucky, you may even catch a glimpse of the amazing and mysterious Shiriki Utundu!

週明け早々、12月28日あたり、ハリソン・ハイタワーのヨットがニューヨーク造船所に戻って来る予定です。12月31日、1899年の大晦日には、パレードがパーク・アベニューから出発し、ホテル・ハイタワーに到着するとそこで、盛大な祝賀パーティが開かれます。詳細は、まだ公開されていませんが、出来るだけ早く皆さんに情報提供します。28日、ドックでアフリカから凱旋した彼に歓声を送りましょう!もしかすると、信じがたく謎めいたシリキ・ウトゥンドゥを一目見ることができるかもしれませんよ!

 

A JOURNEY THROUGH DARKNESS - By Tiger Harrownashio

Eleven months ago Harrison Hightower Ⅲ embarked on the most challenging expedition in his life as an explorer. It was to be an epic exploration of the Congo River basin, one of the most dangerous and untamed regions in Africa.

The Congo River is a vast mosquito infested waterway, over two thousand miles long, which penetrates dense jungles and steaming swamps deep into unexplored regions of the Dark Continent, through lands that have been forgotten by time. Hightower had heard many spine-tingling tale, but was not afraid. He'd been in Africa before. He'd endured hardships throughout East Africa, and outwitted the clever tribes on the crags of Victoria Falls, but nothing in his previous voyages had prepared him for the dangers that awaited him along the streaming, crocodile-infested waters of the Congo.

闇に包まれた旅ータイガー・ハロウナシオ(?)より

11ヶ月前、ハリソン・ハイタワー3世は探検家としての人生で最も大きな挑戦である調査旅行に出発した。アフリカの野生地域であり最も危険な場所のひとつ、コンゴ川流域を調査するというとても壮絶な探検だった。

コンゴ川は、深いジャングルを貫く全長2000マイルの川で、広大な蚊の生息地帯であり、長い間忘れ去られた地を抜ける、暗黒大陸の未開拓領域に続くじとじとした湿地だ。ハイタワーは、この地にまつわる背筋が凍るような話をたくさん聞いていたが、恐れることはなかった。以前の彼のアフリカへの旅では、東アフリカで滞在中ずっと困難を耐え抜いたり、ビクトリア滝の岩山でずる賢い部族の裏をかいたりしたが、今までの旅では、ワニがうようよいるようなコンゴの川に入るような危険に出会ったことはなかった。

 

January 1899: New York City was covered in snow, but at that moment Harrison Hightower Ⅲ stood on the deck of his private yacht, “Hightower's Pride”, as it steamed toward the port of Loango, French Congo along the west coast of Africa. The air was so hot and wet that the men looked like they were boiling alive. But Hightower laughed. “Buck up, Boys. It's bound to get hotter before we're through.”

1899年1月、ニューヨークは雪に覆われていた時、ハリソン・ハイタワー3世は、アフリカの西海岸を通ってロアンゴの港、フレンチコンゴへ向かって急行する“ハイタワーズ・プライド”と名付けられた自家用ヨットの甲板に立っていた。とても熱く、湿気ていて、乗組員たちは焼けるようだった。しかし、ハイタワーは笑ったのだ。「気をひきしめろ。我々がここを通り抜け終わるまでもっと暑くなるぞ。」

 

The Congo has a fearsome reputation, and in spite of progress, it is still one of the most dangerous rivers in Africa. Although there is a French colonial presence along the coast, upriver areas are still under the dominion of hostile native tribes, many of whom practice primitive rited beyond the imagination of civilized minds. Hightower listened unmoved as the French colonial administrator begged him to abandon the expedition. “Zere is unrest upriver, Monsieur Hightower. Mon Dieu, it is much too dangerous for you.” But Hightower was determined to press on, no matter the cost in money or lives. He quickly assembled a small army of men, and soon they were paddling a convoy of canoes deep into Congo Free State.

コンゴには地域が発展しているにもかかわらず、恐ろしい風評があり、未だアフリカで最も危険な川だ。海岸に沿ってフランス植民地の住人がおり、上流地域は未だ非友好的な部族の支配下である。彼らの多くが、文明化した社会からは理解の及ばない、原始より伝わる儀式を行っている。ハイタワーは、フランス植民地の管理者が調査を断念するよう懇願しましたが、動じなかった。「あそーこ(訛り)は不安定な上流ですよ、ハイタワー様。神よ、あなたには危険過ぎます。」しかし、ハイタワーは、進むと決めたら、費用や身の危険に関わらずどんな手を使ってでも実現する男だ。彼はすばやく小さな軍隊を作り、まもなくコンゴ自由国に向けてカヌーのオールを漕ぎ始めた。

 

 He was accompanied by his valet Mr.Smelding, eighteen armed henchmen, three photographers, a cook, a translator and thirty native porters. But his most important companion was with him as well: his indomitable will The goal: to seek rare artifacts and precious works of African art, and rescue them from the savages who hoarded them in squalid seclusion. Hightower's motto: “Primitive art is wasted on primitive people.”

彼の従者であるスメルディングと、武装した部下18人、カメラマン3人、料理人、通訳者、現地人13人を連れて行った。しかし、彼の最も大切な仲間は彼の心の中にあった。それは彼にとって不屈のゴールだ。彼のゴールとは、貴重な工芸品と貴重なアフリカの芸術品を探し出し、それを隠された場所に貯蓄する野蛮な部族から守ることである。また、ハイタワーのモットーは、「太古の芸術品は、野蛮人(一般的な教育を受けていないような、文明化していない人々)には無価値である」だ。

 

It proved to be an arduous journey, to say the least. Native tribes assaulted the expedition from both sides of the riverbank, frightening away many of the porters, and causing an equal number to lose their lives in grisly ways. By May two thirds of the expedition were gone, and he hadn't acquired a single artifact, because wherever they went the hostile natives attacked without mercy. The expedition was quickly becoming a fiasco, and several times the men begged Hightower to turn back. But as always, he was driven on by his relentless determination to wrestle victory from the jaws of defeat.

控えめに言っても、達成困難な旅ということがわかるだろう。先住民たちに、川の両側から攻撃され、連れ立った現地人たち13人は驚いて走り回り、彼らとその倍ほどの人数が、ゾッとするような殺され方をしてしまった。5月までに、3分の2の探検隊を失い、どこに行っても敵意をもった先住民たちが容赦なく攻撃してくるからため、工芸品をひとつも手に入れることが出来ていなかった。瞬く間に、探検は失敗に陥り、何度も付き人たちはハイタワーに引き返すよう懇願した。しかし、いつものように彼は、窮地を脱して勝利を掴むという無慈悲な決断を突き通した。

 

July 16th: Hightower's dwindling expedition found themselves paddling for their lives upriver, with an angry tribe in hot pursuit. Arrows were falling all around. Spears the size of flagpoles caused men to cry out in horror. Screams echoed from the pitiless jungle walls. Fierce, chanting natives in war canoes were gaining on Hightower's men. All seemed lost. But at that moment Hightower noticed, a twisted tree near the mouth of a tributary.

7月16日、数が減ってしまったハイタワーの探検隊は、彼らの向かう上流に向かって怒った先住民たちが激しく追跡していることに気付いた。矢がそこら中に舞っていた。やりは旗竿ほどの大きさで、あまりの恐怖に付き人たちは泣き叫んだ。叫び声は無情にもジャングルに響き渡った。攻撃している凶暴な先住民たちのカヌーは、だんだんと追いついてきた。誰もが終わりを覚悟した。しかしその時、ハイタワーは気付いたのだ、支流の河口のそばにねじれた木があることを。

 

 

つづきはまた次の記事で。。