ニューヨークに続いて今回は、ケープコッドです。
ハドソン・リバー・ブリッジという赤い橋をわたると、ニューヨークの町並みからいっぺん、ケープコッドという町にやってきます。
ケープコッドとは、「タラの岬」という意味です。
ケープコッドは、アメリカマサチューセッツ州にある半島岬です。
この岬は、探検家たちの目印として、たくさんの西欧人が出入りする場所でもありました。それにより、だんだんと成長していたケープコッドでしたが、植物不足に追い込まれてしまいます。樹木の発育を試みても、ケープコッドの土は、農業には合わず、うまくいきませんでした。その代わりに、漁業や捕鯨漁などが発達し、ケープコッドは息を吹き返しました。
小さな町ですが、たくさんの建物があります。
川辺には、CANNERY、缶詰工場があります。ここは、トランジットスチーマーラインの船着き場になっています。
この町の人々は、自分たちの町を自分たちの力で成長させようという思いにあふれています。
町の役場では、クックオフ、つまりの料理の大会が開催されています。
優勝者の作品を、わたしたちも食べることが出来ます。
この役場の隣には、消防署があります。消防署の人たちも、このクックオフに参加し、特設カウンターで、スイーツやドリンクを販売しています。
クックオフのイートインスペースとして開放されている消防署では、消防士たちの功績を感じることが出来ます。
町を守る役目にある消防士たちの姿は、まさに自分たちの町は自分たちで守る、という気持ちが現れているようです。
その隣にあるのは、ペグおばさんのお店。
このお店は、町の郵便局の役割もかねています。
この町の人々に届いた手紙が、郵便受けに入っていました。
町のボート屋さんを経営するドナルドダック用のボックスもありました。
宛先には、しっかりとペグおばさんのお店が記されていました。
いったい誰からの手紙なのでしょうか?
他のボックスには、
フロリダのウォルトディズニーワールドのエプコットからも、何か小包が届いていました。
町にたたずむ大砲は、独立戦争の犠牲者を追悼するためのものです。
この町の人々は、仲間を大事にし、なによりこの町を大事にしています。町の住人たちが、たくさんの人の出入りがあるこの岬を、自分たちの力でここまで成長、維持させて来たということが感じられますね。
住人同士の絆の暖かさを肌で感じることが出来るのが、ここ、ケープコッドです。
↓↓ニューヨーク編↓↓